脱毛に重要なのは毛周期!効果が高い脱毛期間で美肌を手に入れよう!

脱毛に重要なのは毛周期!効果が高い脱毛期間で美肌を手に入れよう!
医療脱毛を検討中の人の中には、どの程度の頻度で脱毛に通うべきなのか、疑問に思っている人もいるでしょう。医療脱毛に通う頻度は、「毛周期」というものに左右されます。
医療脱毛クリニックでは、この毛周期に合わせて脱毛に通うスケジュールを提案してもらえますから、自分ではあまり難しく考える必要はありません。しかし、毛周期について知っておけば、より効果的な脱毛が受けられるでしょう。

point
この記事では、脱毛をするにあたって重要な毛周期について解説します。

毛周期とは?

毛周期とは?
毛周期の図解

毛周期とは、毛が生え変わるサイクル・周期のことです。脱毛は、基本的にこの毛周期を意識して進めていきます。

毛の周期はぜんぶで4つ!

人の毛が生え変わるサイクル・周期には、3つの段階があります。そのうちの1つである成長期は、さらに2つに分けられるので、全部で4つの段階があるともいえるでしょう。毛周期とは、この4つの段階の総称です。
ここからは、それぞれの周期にどのような特徴があるのか、名称とともにご紹介します。

成長期 ~前期~

成長期とはその名のとおり、毛が成長する伸びていく期間のことです。その中でも、前半は「前期」と呼ばれることがあります。
前期は、毛が発毛するための細胞分裂が起こる時期です。まだ皮膚の上には出てきていないものの、毛穴の中で育っているというとイメージしやすいでしょう。

成長期 ~早期~
成長期 ~早期~の図解

成長期の前期では、毛根が皮膚の浅い位置にあります。そのため、脱毛機のレーザーが届きやすく、脱毛効果が出やすい時期の1つです。

成長期 ~後期~
成長期 ~後期~
成長期 ~後期~の図解

成長期の後半にあたる「後期」には、毛は皮膚の表面に出てきます。毛が表面まで出てきて、伸びきるまでの時期が後期です。
体毛は、際限なく伸び続けるわけではなく、ある一定の長さまで伸びるとその後は伸びなくなります。毛が伸びなくなったら、その後は次の周期である「退行期」へと移行するのです。

毛が成長しなくなるまでには時間がかかるため、成長期後期は、毛周期の中でも期間が長いという特徴があります。皮膚の表面に毛が出ているため、脱毛効果もしっかり実感できる時期です。

退行期
退行期
退行期の図解

前述のとおり、毛の成長がストップすると退行期となります。この時期になると、成長期よりも毛が弱っていくので、抜け落ちやすくなります。ちょっと引っ張っただけで抜けてしまう毛は、退行期に入っていたと考えられるでしょう。

毛は抜け落ちやすいものの、色素も薄くなっているため、成長期後期に比べると脱毛効果は低いです。なぜなら、脱毛レーザーが、メラニン色素に反応して照射されるからです。
つまり、退行期にある毛はレーザーを照射しても反応しづらく、脱毛効果が得られにくいのです。

休止期
休止期
休止期の図解

休止期は、完全に毛が抜け落ちた状態を指します。毛は、成長を止めて毛穴から抜け落ちると、しばらくの間は生えてきません。毛を生やすための細胞分裂もしばらくはお休みです。そのため、この時期は「休止期」と呼ばれます。

休止期は全く毛がない状態ですから、脱毛効果はほぼ出ないといって差し支えないでしょう。

このように、毛には生え変わりのサイクルである毛周期があり、常にすべての毛が生えそろっているわけではありません。脱毛レーザーの効果が出ない時期があるため、複数回脱毛に通うことで、はじめてすべての毛にレーザーを照射できるのです。

体の部位別毛周期

どの部位のムダ毛にも毛周期がありますが、毛周期の1サイクルの期間は部位によって異なります。
医療脱毛で脱毛できる箇所で、一番周期が長いのはVIO。成長期から休止期までで2〜3年程度です。他の部位もそれぞれ差はありますが、大体数ヶ月〜1年程度で毛周期が1周します。

ちなみに、脱毛には関係ありませんが頭髪だと成長期が5年前後ととても長いです。VIOも毛周期が長めですが、頭髪やVIOのように長く伸びやすい毛や太く濃い毛は、毛周期の1サイクルが長くなります。

成長期の確認方法

成長期の確認方法

毛周期の中でも成長期は脱毛効果が出やすいというのは、前述でも触れているとおりです。ですから、できれば多くのムダ毛が成長期にあるときに脱毛すれば良いのでは?と思う人もいるでしょう。

しかし、目視確認でムダ毛が成長期にあるかどうかを確認するのはほぼ不可能といって良いでしょう。
一度シェービングをした毛が伸びてきているなら、成長期と判断することができるかもしれません。しかし、たとえ伸びてきた毛が成長期だとわかっても、あまり効果的な脱毛にはつながりません

これは、たとえ成長期にあるムダ毛がたくさんあるように見えても、常に他に退行期・休止期にあるムダ毛もたくさんあるからです。毛周期はすべての毛が同じ周期で動いているわけではなく、成長期にある毛もあれば、退行期や休止期にある毛もあるのです。

point
成長期がどうかを判断することは難しいですが、判断できたとしてもあまり意味はありませんから、気にすることなく脱毛したいタイミングで始めれば良いでしょう。

脱毛効果が出やすい周期は「成長期後期」

効果的な脱毛をするために、自分のムダ毛が成長期にあるかどうかをチェックする必要はありません。しかし、知識として脱毛効果が出やすいのは、「成長期後期」だと知っておきましょう。
どの周期が一番、脱毛効果が出やすいかを知っておくことで、脱毛の仕組みへの理解が深まるはずです。脱毛に通っている間に、効果が出ていないかも?と不安に思うこともなくなるでしょう。
ここからは、なぜ成長期後期が一番、効果が出やすいのかを解説します。

毛が生えている周期

成長期後期は、皮膚の表面に毛が出てきている、つまり毛が生えてきている周期を指します。レーザー脱毛機は、毛に含まれるメラニン色素に反応してレーザーを照射し、その熱で毛の元となる毛母細胞にダメージを与えるという仕組みです。
毛が表面に出てきていれば、十分にレーザーを照射でき、毛母細胞がある毛の根本まで熱が届きます。毛の根本までしっかり熱が届けば、毛母細胞がレーザーの熱で破壊されるため、毛が生えてくることがなくなり、脱毛効果を感じられるのです。
ですから、成長期後期にある毛は、脱毛効果が出やすいというわけです。

毛のメラニン色素が濃くなる

毛のメラニン色素が濃くなる

毛周期が成長期後期にあるときは、毛に含まれるメラニン色素も濃くなっています。上記のとおり、レーザー脱毛機はメラニン色素に反応してレーザーを照射するため、メラニン色素が濃くなっていればいるほど、しっかりとレーザーを照射できるのです。

特に「熱破壊式レーザー」という従来から使われているレーザー脱毛機の場合は、メラニン色素が濃いほど、効果が高くなりやすい傾向があります。しかし、逆に色素が薄い毛には、効果が出づらいというデメリットもあります。

毛周期に関する注意点

毛周期を気にして、いつ脱毛を始めるかを考える必要はありません。しかし、毛周期についてきちんと理解しておかなければ、脱毛に通っている間に効果に不満を持ってしまうかもしれません。
ここでは、毛周期に関連した注意点をまとめてみました。脱毛に通う際には、これらの注意点を意識しておきましょう。

1本ずつの毛周期が異なる

ここまでも少し触れていますが、すべての毛が同じサイクルを繰り返しているわけではなく、1本1本の毛周期が異なります
すでに生えている毛であっても、成長期の毛もあれば退行期に入ったばかりの毛もあり、その隣では休止期に入っている毛があるなど、本当にバラバラなのです。

そのため、一度脱毛レーザーを照射しても、すべての毛が生えてこなくなるというわけではなく、休止期や成長期に入ったばかりの毛などは、生えてきてしまいます

これを知らずにいると、「この部分は脱毛したはずなのに、また濃い毛が生えてきた!」と誤解してしまうこともあるかもしれません。
毛周期は1本1本バラバラであるため、脱毛に1〜2回通っただけでは、それほど脱毛効果は感じないものだと覚えておいてください。

脱毛の頻度は2ヶ月がベスト

脱毛の頻度が2ヶ月がベスト

医療脱毛クリニックは、ある程度間隔をあけて通うことになります。これは、一度脱毛レーザーを照射した後、しばらく時間を置くことで休止期にあった毛が成長期に入り、皮膚の上に生えてくるからです。

脱毛の頻度は、使用している脱毛機によっても多少異なりますが、ベストな間隔は2ヶ月です。脱毛クリニックでも、2ヶ月に1回予約を取るところが多いでしょう。
この2ヶ月の間、また新たに毛が生えてきたら落ち込んでしまうかもしれませんが、実は、それが効果的な脱毛につながるのです。

ちなみに全身脱毛だと5回コースが多いですが、5回コースで2ヶ月に1回通った場合、1年もたたないうちに脱毛が完了します。

焦って毛抜きで抜かないこと

焦って毛抜きで抜かないこと

脱毛に通っている最中に毛が生えてくると、抜いてしまいたい衝動に駆られる人もいるかもしれません。しかし、脱毛に通っている最中に毛を抜くのは厳禁!
生えてきている毛は成長期にあるため、脱毛効果がしっかり出やすい毛です。しかし、脱毛前に引っこ抜いてしまうと、毛周期が狂ってしまうこともあるのです。

しかし、脱毛に通うまでムダ毛を放ったらかしにはしておけない!と思う人もいるでしょう。生えてきた毛が気になるという場合には、電動シェーバーで処理をしてください。
電動シェーバーなら毛根から毛を抜いているわけではないため、毛周期に影響を与えませんし、肌へのダメージもほとんどありません。

また、脱毛の数日前には自分でムダ毛を処理することになりますから、電動シェーバーには慣れておくと良いでしょう。

生活習慣を整える

毛周期を乱れさせないためには、生活習慣を整えることも大事だといえます。女性の場合、不摂生をしたりストレスを溜め込んだりすると、ホルモンバランスが崩れてしまいます。そして、ホルモンバランスが崩れてしまうと、毛周期にも影響が出ることがあるのです。

毛周期を健康に保つことは、効果的な脱毛につながります。ですから、日ごろから不摂生をせずに、生活習慣を整えておきましょう。
しかし、神経質になりすぎることもタブーです。あまりに生活習慣を厳しく管理してしまうと、今度はストレスが溜まってしまい、それが毛周期の乱れを引き起こすかもしれません。

食べ過ぎたり、寝不足の日があっても大丈夫です。しかし、不摂生をしてしまったと感じた日の翌日は、しっかり元通りリセットできるように意識してください。

毛周期についてのQ&A

毛周期について詳しく説明してきましたが、まだまだ疑問があるという人もいるでしょう。ここでは、毛周期に関して多くの人が抱く疑問に、Q&A形式でお答えします。

成長期以外の周期に脱毛するとどうなるの?
脱毛レーザーは成長期の毛に効果があるというのは、ここまでご説明したとおりです。では、成長期以外の周期にある毛に脱毛レーザーを照射すると、どうなるのでしょうか。
結論としては、特に悪影響はありません。脱毛レーザーは毛のメラニン色素に反応しているため、毛がそこにないのなら、レーザーの照射は行われないのです。脱毛効果を求めて頻繁に脱毛に通っても、あまり意味はありません。退行期だったり休止期だったりした毛は、数週間では生え揃わないからです。
2ヶ月以上間隔を空けるのは良くない?
脱毛は、2ヶ月間隔がベストというのは前述のとおりです。では、2ヶ月以上間隔を空けることは良くないかというと、そういうわけではありません。
2ヶ月間隔がベストというのは、2ヶ月間隔をあければ、前回脱毛をしたときに退行期・休止期にあった毛の多くが、成長期に入っていると考えられるからです。2ヶ月ごとに通えば、それだけ早く脱毛が完了します。しかし、2ヶ月以上時間をあけても、それまで脱毛レーザーの照射を受けて毛が生えてこなくなっている毛が、復活するわけではありません。
たとえば、脱毛予約をしていた日に体調不良でキャンセルして間隔が空いてしまったとしても、安心してください。予約キャンセル時にクリニックのスタッフに相談すれば、次回の予約にベストなタイミングを教えてくれるでしょう。
1ヶ月で脱毛を完了したいけどできる?
医療脱毛の場合、脱毛コースは5回コースのものが多いです。これは、最低でも5回はレーザーを照射しなければ、脱毛効果が出づらいことが関係しています。
毛周期のことも考えて2ヶ月おきに通うのがベストだとすると、1ヶ月で脱毛を完了させることはできません。また、脱毛レーザーは肌に負担がないわけではないので、頻繁に照射をすると、肌トラブルのリスクもアップします。効果の高い脱毛を実現するなら、しばらくの間は脱毛に通う必要があることを意識して、いつ脱毛を始めるのかを考えましょう。

まずは専門のクリニックで無料カウンセリングを受けよう!

この記事では、毛周期と脱毛の関係について一般的な説をご紹介しましたが、クリニックによって考え方が違ったり通える間隔が違ったりします。
ですから、この記事は毛周期に関する基礎知識だと捉え、もっと詳しい話は医療脱毛クリニックで聞いてみましょう。

脱毛クリニックでは、無料カウンセリングが行われています。無料カウンセリングでは脱毛プランや料金に関する説明があるだけではなく、質問もたくさんできるので、脱毛に関して不安があるなら、まずは無料カウンセリングを受けてみるのがおすすめです。