ほくろに生えた毛を抜くべきなのか、それともそのままにしておくべきなのか迷っていらっしゃる方は多いでしょう。
あまり気にしない方もいらっしゃる一方、癌などの重篤な病を心配される方もいらっしゃいます。
心配ごとをなくし、正しい方法でムダ毛処理するためにも、まずは基礎知識について知ることから始めましょう。
今回は、基礎知識や癌のリスク、安全に脱毛するための方法について解説していきますので、お悩みの方はぜひチェックしてみてください。
ほくろに毛が生えている理由は?
「毛が生えているのは皮膚癌だから?」「毛を抜くと悪性腫瘍になると聞いたけれど危険な状態?」などと不安になっている方もいらっしゃるでしょう。
毛が生えてくるのには明確な理由があり、癌などの病気が直接的な原因になるわけではありません。
ほくろから毛が生えてくる原因を知れば、決して珍しい状態ではないことがわかっていただけることでしょう。
毛穴があった場所にほくろができたため
ほくろが毛穴の真上にある場合、そこから毛が生えてくるのは自然なことです。
毛穴の有無にかかわらずほくろは皮膚上に発生するため、場所によっては毛が生えてくることもあるのです。
ほくろの毛が太くなりやすい理由
ほくろの毛が黒々としている、またはほかの箇所に生えている体毛よりも太い場合、「癌などの病気が影響しているのではないか」と疑う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ほくろから生えてくる毛の発育にはメラニン細胞が変化してできた母斑細胞が大きく関係しており、これにより太く濃くなるのが一般的です。
母斑細胞が増えてできる良性の腫瘍がほくろであり、別名「母斑細胞母斑」「色素性母斑」などとも呼ばれています。
母斑細胞が増えてできたほくろは、皮膚の細胞分裂がとても活発なため、メラニンを多く含む濃く太い毛が生えやすくなります。
ほくろの毛を抜くのはよくない
「ほくろの毛は抜いてはいけない」といううわさを聞いたことのある方もいらっしゃるでしょう。
昔から、ほくろの毛は縁起がよいものとされ、安易に引き抜くことをよしとしない風習があります。
お金が貯まる、良縁を引き寄せる、などさまざまな嬉しい言い伝えがあるのも事実ですが、これら以外にも毛を抜くのがよくない理由はいくつかあります。
ほくろを悪化させる可能性がある
ほくろの毛を抜くと、毛穴が無理やり広がり皮膚が傷つきます。
細菌が侵入するとニキビなどの肌トラブルが起こりやすくなり、ほくろそのものを悪化させることにもなりかねません。
毛を引き抜く際には誰でも強い痛みを感じるものですが、痛みが強いと皮膚に大きな負担がかかります。
ほくろのある場所に過度な負担がかかると、腫れや赤みなどを引き起こしやすくなるほか、場合によっては色素沈着を起こすこともあるでしょう。
ほくろの毛を抜くと癌(がん)になる?
冒頭でも軽く触れましたが、ほくろの毛を抜くと癌になるといううわさを聞いたこともある方もいらっしゃるでしょう。
皮膚にできる癌として、多くの人に知られているのがメラノーマという悪性黒色腫です。
ほくろへの刺激が慢性的に続くと、メラノーマに変化してしまうことがわかっています。
ピンセットで引き抜くだけでなく、カミソリの刃を肌に当て続けることもほくろへの刺激となるため、自己処理の仕方には注意が必要です。
悪性・良性の見分け方は、ほくろの形や大きさを目視でチェックすることでもわかりますが、素人には判断しづらいため、不安に感じられる場合には専門医に相談するのがよいでしょう。
形がいびつ
急に大きく成長した
周囲の皮膚との境があいまい
黒色だけでなく茶色などほかの色も混ざっている
出血が見られる
歩行や道具の使用などによって、足の裏や手のひらにメラノーマができる方もいらっしゃいます。
複数回毛を引き抜いただけで癌になるとは考えにくいものの、できる限りほくろには刺激を与えないように注意しましょう。
自己処理するならハサミで切るのがおすすめ
毛を処理したいとお考えの方におすすめなのが、根元近くからハサミで切ってしまうことです。
ハサミなら、カミソリやピンセットのような強い刺激が皮膚に加えられないため、比較的安全に処理できます。
ただし、人によっては平らなほくろばかりではなく、盛り上がったような形をしているほくろに悩まされている場合もあるでしょう。
そのような際には、ハサミの刃が隆起した部分に当たるおそれがあるので十分に注意してください。
ほくろの毛は脱毛できない場合も!その理由とは?
ほくろの毛を脱毛しようとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、脱毛部位にほくろがあると肌トラブルを引き起こすおそれがあり、クリニックや施術方法によっては脱毛を受けられない場合もあります。
赤み・やけどになりやすい
ほくろへ直接レーザーを照射してしまうと、赤みややけどを引き起こしやすくなります。
脱毛サロンで行っている光脱毛や、医療脱毛で用いられるレーザーは毛のメラニン色素に反応する性質を持っており、毛だけでなくほくろにまで反応してしまって肌トラブルが起こってしまうのです。
色素沈着する可能性がある
レーザー照射によって炎症が起こると、場合によっては色素沈着する可能性があります。
色素沈着すると皮膚の色が濃くなってしまうおそれがあり、肌の見た目が損なわれてしまいます。
炎症部分は自然と治っていくことが多いですが、「一向に治らない」「症状が悪化する」という場合には、脱毛したクリニックやかかりつけ医に相談しましょう。
ほくろ
そもそもほくろのある部分には直接レーザーを照射できないため、白い保護シールなどを貼って施術するのが一般的です。
また、ほくろがある部分を避けて照射するため脱毛そのものができません。
ほくろの毛を脱毛できるのかについては、脱毛前のカウンセリングで担当者に確認する必要があるでしょう。
ほくろの毛を脱毛したいなら「SHR脱毛」がおすすめ
ほくろの毛を脱毛したい方は、SHR脱毛ができるクリニックを受診しましょう。
SHR脱毛とは、蓄熱式の脱毛方法のことです。
従来行っていた強力なレーザーを一点に集中して照射する方法ではなく、低出力のレーザーを肌の広範囲に照射していきます。
また、「バルジ領域」という毛乳頭に向けて発毛を促す器官にじわじわと熱を与えて脱毛を行うため、メラニン色素の量に脱毛効果が左右されないという特徴もあります。
「照射パワーが低い」「メラニン色素の濃さに影響されないレーザーを使用する」という理由から、SHR脱毛でならほくろへのレーザー照射も可能です。
ほくろそのものを除去しなくても、気になるムダ毛を処理できるでしょう。
メンズジェニーのSHR脱毛機「ソプラノアイス・プラチナム」で永久脱毛しよう
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蓄熱式のレーザー脱毛機には下記のような魅力的な特徴がありますので、脱毛後にはきっと満足していただけることでしょう。
アレキサンドライト・ダイオード・ヤグの3波長をブレンドしているため、毛穴が深い場所にある毛にも効果を得られる
低出力のレーザーを照射するため、脱毛中の痛みが少ない
産毛や茶髪にも効果を得られる
冷却装置を搭載しているため、やけどなどの肌トラブルを回避できる
広範囲に照射するため打ちもれがない
色黒肌や日焼け肌でも脱毛できる
永久的な脱毛効果を得られる
通常の脱毛機では、一度に3つの深さの波長を出力できません。
あらゆる深さの毛に対応できるほか、肌への刺激を最小限に抑えられるメリットがあるのです。
まとめ
今回は、ほくろに毛に毛が生える原因や正しい自己処理の仕方、プロによる脱毛方法などについて解説しました。
ほくろを傷つけてしまわないよう、セルフで処理する場合には十分に注意する必要があります。
過度な刺激が与えられることによって、悪性腫瘍に変化する可能性も決してゼロではないので、ほくろから生えている毛を脱毛したいと考えていらっしゃる方は、SHR脱毛機を導入しているクリニックを受診してはいかがでしょうか。
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