脱毛にはさまざまな方法があり、使用する機械やレーザーもそれぞれ異なります。
そのなかで、ダイオードレーザー脱毛が注目を浴びていますが、どのような特徴があるのかどうかわからず、躊躇していらっしゃる方も少なくありません。
今回はダイオードレーザー脱毛の仕組みや効果について解説します。
脱毛をはじめたばかりの方や、脱毛方法のことで悩んでいらっしゃる方はぜひ参考にしてください。
ダイオードレーザーってどんな脱毛?仕組みや効果などを解説します
ダイオードレーザーとは、医療脱毛で使われるレーザーの一種です。
ダイオードレーザーには、熱破壊式と蓄熱式の2種類があります。
ダイオードレーザー脱毛 | 熱破壊式 | 蓄熱式 |
---|---|---|
特徴 | ・痛みが少ない ・産毛の脱毛も可能 ・アトピーや日焼け肌でも施術可能 |
|
永久脱毛効果 | ○ | |
痛み | 弱め | |
おすすめの人 | 黄色人種の肌に適している | |
代表機種 | ■ライトシェアデュエット | ■メディオスターネクストプロ ■メディオスターモノリス ■ソプラノアイス・プラチナム ■クリスタルプロ |
ダイオードレーザー脱毛は、おもに黄色人種の肌に適しています。
アトピーや日焼け肌でも施術ができるうえに、メラニン色素が薄い産毛にも効果が得られます。
どちらも痛みの度合いは低く、永久脱毛ができるため、少ない痛みで効率よくムダ毛を処理したいと考えていらっしゃる方にはぴったりといえるでしょう。
医療脱毛で使用されるレーザーはおもに3種類
医療脱毛で使用されるレーザーには、ダイオードレーザー・アレキサンドライトレーザー・YAGレーザーの3種類があります。
それぞれの違いについては、下記の表をご覧ください。
レーザーの種類 | アレキサンドライトレーザー | ダイオードレーザー | YAGレーザー |
---|---|---|---|
波長の長さ | 755nm | 800~808nm | 1,064nm |
特徴 | メラニン色素に強く反応する | 肌質や肌色、毛質を選ばない | 皮膚の深部で作用する |
痛みの強さ | 普通~強い | かなり弱い | 強い |
どんな毛に向いているか | 剛毛 | 産毛 | 剛毛 |
脱毛できる肌の状態 | 日焼け肌・色黒肌は不可 | 日焼け肌・色黒肌でも可能 | 日焼け肌・色黒肌でも可能 |
剛毛に効果がある一方で、日焼け肌・色黒肌の場合は施術を断られるケースもあります。
産毛にも効果があるため、体のすみずみまで脱毛したいと考えていらっしゃる方に向いているといえるでしょう。
濃く太い毛に効果があり、日焼け肌や色黒の肌でも施術可能です。
ただし、施術中には強い痛みを感じやすいため、敏感肌の方は注意しましょう。
ダイオードレーザーの仕組み・波長
ダイオードレーザーの仕組みは、熱破壊式と蓄熱式で少々異なっています。
仕組みと波長について以下の表にまとめましたので、施術を受ける前にチェックしてみください。
熱破壊式 | 蓄熱式 | |
---|---|---|
仕組み | 毛包幹細胞や毛乳頭を破壊する | 毛根を包んでいる毛包に対して熱を与え、バルジ領域にはたらきかけて脱毛する |
波長 | 800~808nm |
熱破壊式は毛に含まれるメラニン色素に反応し、毛包幹細胞や毛乳頭を破壊して脱毛します。
一方で蓄熱式はメラニン色素に左右されず、毛根を包んでいる毛包に対して熱を与え、バルジ領域にはたらきかけて脱毛します。
波長の長さが中間程度のため、さまざまな肌・毛質に対応できるバランスがよいレーザーといえるでしょう。
ダイオードレーザーの効果
従来の脱毛方法では難しかった色黒肌や日焼け肌、アトピー肌など幅広い肌質に対応可能です。
また、色素の薄い産毛でも脱毛ができるため、背中や顔の産毛など、体のすみずみまでツルツルにできるでしょう。
ダイオードレーザーのメリットってなに?
「ダイオードレーザー脱毛が気になる!」と考えていらっしゃる方に向けて、ここではダイオードレーザー脱毛の代表的なメリットについて解説していきます。
これから脱毛をはじめる方や、どの方法で脱毛するか迷っていらっしゃる方はぜひチェックしてください。
メリット①:どんな肌質でも施術できる
ダイオードレーザーは、どんな肌質にも施術可能です。
色黒肌やアトピー、日焼け肌や敏感肌でも脱毛でき、肌質を選びません。
メリット②:痛みの少ない施術ができる
ダイオードレーザーなら、少ない痛みで施術できます。
メラニン色素に強く反応するアレキサンドライトレーザーと、深部に作用するYAGレーザー中間にあり、肌への刺激が少ないことが特徴です。
メリット➂:産毛やほくろにも照射できる
蓄熱式のダイオードレーザーなら、メラニン色素に左右されることなく脱毛できます。
そのため色素が薄い産毛や、メラニン色素を多く含むほくろにも照射できます。
ほかのクリニックでは脱毛を断られていた方や効果が得られなかった方でも、蓄熱式ダイオードレーザーなら満足のいく仕上がりになるでしょう。
メリット④:施術時間が短い
照射口が広いため、施術時間が短く済みます。
とくに蓄熱式の場合、比較的スピーディーに施術を終えられます。
メリット⑤:打ち漏れリスクが少ない
照射口が広いことから、照射漏れが少なく済みます。
打ち漏れリスクが少ないため、ムラなく脱毛することができます。
打ち漏れがあると、脱毛できている部分とできていない部分がはっきりとわかってしまい、見た目が悪くなることも少なくありません。
打ち漏れリスクを減らしたい方にはぴったりの脱毛方法といえるでしょう。
ダイオードレーザーの注意点とは
ダイオードレーザーには多くのメリットがある一方、注意点もあるので、施術を受ける前に確認しておきましょう。
注意点①:白髪には効果がない
ダイオードレーザーは細く薄い産毛の脱毛は可能ですが、メラニン色素をほとんど含まない白髪には効果がありません。
メラニン色素の量に左右されない蓄熱式であれば対応可能なこともありますが、高い効果は望めないでしょう。
ムダ毛を脱毛したいと考えていらっしゃる方は、白髪になる前に脱毛してしまいましょう。
注意点②:剛毛にはあまり向かない
ダイオードレーザーは産毛の脱毛ができる一方で、剛毛にはあまり向いていません。
もちろん剛毛でも脱毛は可能ですが、アレキサンドライトレーザーの脱毛効果には敵わないのが現状です。
太く濃い毛を脱毛したい場合には、アレキサンドライトレーザーを選ぶほうがベターでしょう。
注意点➂:シミ取りなどの美肌効果が薄い
メラニン色素に反応しやすいアレキサンドライトレーザーと違い、シミ取りなどの美肌効果は低いです。
美肌効果を得ようとしている場合、ほかの施術を検討するようにしましょう。
注意点④:対応しているクリニックが少ない
ダイオードレーザーは最新の脱毛器に搭載されています。
そのため、対応しているクリニックはまだ少なめです。
ダイオードレーザー脱毛を試したいと考えていらっしゃる方は、導入している脱毛器に注目してみましょう。
「メンズジェニー」でもダイオードレーザーを使用
男性専用プライベートクリニック「メンズジェニー」では、ダイオードレーザーを採用しています。
アレキサンドライト・ダイオード・YAGの3波長をブレンドして照射する、痛みを軽減した蓄熱式医療レーザー脱毛器「ソプラノアイス・プラチナム」を導入しております。
波長によってレーザーの届く深さは異なりますが、ブレンドしたことによって、太さや深さが異なる毛にも対応できるようになりました。
ダイオードレーザーに興味をおもちでしたら、「メンズジェニー」を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はダイオードレーザー脱毛について、仕組みや効果を解説しました。
ダイオードレーザーは最新の脱毛器に搭載されているため、採用しているクリニックはまだ少なめです。
ダイオードレーザー脱毛の施術を受ける前に、クリニックで使用している脱毛器に注目しましょう。
「メンズジェニー」では、脱毛がはじめての方でも安心してご利用いただけるよう、トライアルプランを設けております。
また、公式ホームページから無料カウンセリングの予約を受け付けておりますので、脱毛に関する質問やお困りごとなどがございましたらお気軽にお問い合わせください。