脱毛をはじめる際に気になるのが脱毛方法です。
世の中にはさまざまな脱毛方法がありますが、多くの店舗で採用されているIPL脱毛を検討していらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
今回はIPL脱毛の効果やメリット、注意点について解説していきますので、お悩みの方はぜひ参考にしてください。
IPL脱毛ってどんな脱毛方法?
IPL脱毛では毛のメラニン色素に反応し、発毛組織である毛乳頭や毛根に熱を与えて脱毛をします。
毛周期にあわせて脱毛すれば、脱毛後1〜2週間程度で効果があらわれます。
また、脱毛にはIPL脱毛以外にも「SSC脱毛」「SHR脱毛」があり、それらの違いを下記の表にまとめましたので、施術を受ける前にチェックしておきましょう。
痛み | 脱毛効果 | 通院ペース | ジェルの有無 | |
---|---|---|---|---|
IPL脱毛 | 痛みを感じやすい | ・日焼け、ほくろ、あざなどはNG ・剛毛に効果がある ・産毛には効果が出にくい |
2~3ヶ月に1回 | なし |
SSC脱毛 | 部位によっては痛みを感じる | ・日焼け、ほくろ、あざなどはNG ・IPL脱毛よりは産毛に効果がある |
最短2週間~3ヶ月に1回 | あり |
SHR脱毛 | 温かさを感じる程度 | ・日焼け、産毛、敏感肌でも可能 ・多少のニキビでも安全に脱毛できる |
最短2週間~1ヶ月に1回 | あり |
3つの方法のなかでも、比較的痛みを感じやすいのはIPL脱毛です。
毛のメラニン色素に反応するため、毛が密集している箇所ではと比較的強い痛みを感じることがあるでしょう。
また、SHR脱毛では日焼け肌や多少のニキビがあっても脱毛可能ですが、IPL脱毛とSSC脱毛の場合はNGです。
日焼けやほくろ、あざなどがある場合、断られるケースもあるでしょう。
もちろん、通院ペースにも大きな違いがあります。
IPL脱毛は毛周期に脱毛効果が左右されるため、2~3ヶ月に1回の脱毛が推奨されています。
また、脱毛で使用されるジェルには潤滑のほかに施術の熱から肌を守る役割がありますが、塗った場所がひんやりとするため、ジェルが苦手な方も少なくありません。
IPL脱毛と聞くと脱毛サロンでおこなわれている光脱毛を思い浮かべる方がいらっしゃいますが、家庭用光脱毛器でもIPL脱毛は可能です。
家庭用光脱毛器には「フラッシュ式」「レーザー式」の2種類の脱毛方式があります。
自宅でもムダ毛のケアができる手軽さがメリットですが、永久脱毛ができず、効果を実感するまでに時間がかかります。
同じ光脱毛でも、サロンなどと比べると劣るのが現状です。
IPL脱毛の仕組み
IPL脱毛の光は、毛に含まれるメラニン色素に反応します。
乳頭や毛根などの発毛組織を弱らせながら脱毛していき、すっきりとした肌に近づけていきます。
ただし、肌に含まれるメラニン色素にまで反応してしまうため、日焼け肌やほくろ、あざには照射できません。
毛周期にあわせて脱毛するため、2~3ヶ月に1回の照射が望ましいとされています。
IPL脱毛の効果
IPL脱毛では、毛の黒い色素に反応して脱毛するため、とくに濃く太い毛に効果があります。
ただし、光脱毛では永久脱毛ができません。
そのため、得られる効果は抑毛や減毛のみとなります。
IPL脱毛の経過・回数
IPL脱毛の経過や回数が気になっている方もいらっしゃるでしょう。
以下の表にまとめましたので、施術を受ける前にチェックしておきましょう。
IPL脱毛の経過 | 回数 |
---|---|
毛の量が減ったことを実感する | 5~6回 |
自己処理が楽になる | 10~12回 |
肌がツルツルになる | 18~20回 |
18回~20回脱毛を繰り返せば、肌はツルツルになります。
経過や回数には個人差があるため、目安として捉えてください。
IPL脱毛のメリットと注意点は?
IPL脱毛は、多くのサロンで採用されているメジャーな脱毛方法です。
多くのメリットがある一方、注意点もあるため、それらを把握したうえで施術を受けるようにしましょう。
メリット①:剛毛にも高い脱毛効果を発揮する
IPL脱毛は、剛毛に対して高い脱毛効果を発揮します。
毛のメラニン色素に反応して脱毛するため、濃く太い毛の脱毛に向いています。
メリット②:シミも薄くなる美肌効果が期待できる
IPL脱毛をすれば、シミが薄くなるなどの美肌効果が期待できます。
メラニン色素に反応することから、シミや色素沈着などの改善効果が期待できます。
効果には個人差がありますが、脱毛しながら美肌ケアができるのは大きなメリットといえるでしょう。
メリット➂:広範囲を施術できる
IPL脱毛では医療レーザーとは異なり、一度に広範囲を施術できます。
施術時間を短縮できるため、仕事や家事で時間がとれないと悩んでいらっしゃる方も不安なく受けられるでしょう。
注意点①:痛みが強い
IPL脱毛はSSC脱毛やSHR脱毛と比べると、痛みを感じやすい脱毛方法です。
毛が密集している部位の脱毛時には、ゴムで弾かれるような痛みを感じることもあるでしょう。
医療レーザーよりは痛みの度合いが低いものの、敏感肌の方は注意が必要です。
注意点②:脱毛が完了するまで時間がかかる
IPL脱毛では、脱毛が完了するまでに時間がかかります。
毛周期にあわせて脱毛しなくてはいけないため、2~3ヶ月に1回しか脱毛できず、肌がツルツルになるまでには数年かかることもあるでしょう。
注意点➂:産毛に向いていない
IPL脱毛は、産毛などの色素が薄い毛には向いていません。
IPL脱毛に向いている部位と向いていない部位については、下記の表をご参照ください。
ワキ・VIO
背中・うなじ・二の腕・お腹・肩
IPL脱毛ではワキ・VIOなどの濃く太い毛が生えている部位で効果を発揮します。
ただし、背中・うなじ・二の腕・お腹・肩などの色素が薄く細い毛が生えている部位では効果を発揮しにくいため、これらの部位はなるべく避けるようにしましょう。
光脱毛と医療脱毛ってなにが違うの?
脱毛を検討する際、光脱毛と医療脱毛のどちらを選択するか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
光脱毛では永久脱毛ができないため、ムダ毛をきれいに除去したい場合は、永久脱毛ができる医療脱毛を選択しましょう。
光脱毛と医療脱毛の主な違いは以下のようになります。
光脱毛(エステ脱毛・フラッシュ脱毛) | 医療脱毛 | |
---|---|---|
痛みの強さ | ほんのり温かみを感じる程度 | ゴムで弾かれるような痛み |
脱毛効果 | 抑毛・減毛 | 永久脱毛ができる |
肌がツルツルになるまでの回数や期間 ※ヒゲの場合 | 15~20回/約2年半~3年以上 | 8~10回以上/約1年半~2年以上 |
資格 | 資格不要 | 国家資格を持つ医師や看護師 |
光脱毛ではほんのり温かみを感じる程度の痛みで施術が可能ですが、肌がツルツルになるまでの回数や期間が長く、永久脱毛もできません。
また、国家資格がない方でも施術が可能なため、施術に不安を覚える方もいらっしゃるでしょう。
医療脱毛の場合、国家資格を持つ医師や看護師が施術をおこなっており、肌トラブルが起こってもすぐに適切な処置がほどこされます。
しかし、脱毛時に比較的強い痛みを感じやすいため、苦手な方は麻酔を併用してみましょう。
医療脱毛にはそのほかにも多くの特徴があります。
ここからは、医療脱毛のメリット・デメリットについて解説していきます。
医療脱毛のメリット①:永久脱毛ができる
医療脱毛では永久脱毛ができます。
永久脱毛は医療行為にあたるため、専門医が在籍していない光脱毛では永久脱毛ができないことを頭に入れておきましょう。
医療脱毛のメリット②:医師による診察とアフターケアがある
医療脱毛の場合、医師や看護師が施術します。
医師による診察とアフターケアがあるため、敏感肌の方でも安心して脱毛できるでしょう。
「脱毛で肌荒れしないかな」と不安を感じていらっしゃる方は、医療脱毛を選んでみてはいかがでしょうか。
医療脱毛のメリット➂:少ない回数で脱毛が完了する
医療脱毛の方が光脱毛よりも、少ない回数で脱毛が完了します。
「できる限り早く脱毛を終えたい」と感じていらっしゃる方には、医療脱毛を検討してみましょう。
医療脱毛のデメリット:痛みが強い
医療脱毛のデメリットとして、痛みの強さが挙げられます。
ゴムで弾かれるような痛みを感じることもあり、麻酔の併用が可能です。
痛みに弱い方にとっては大きなデメリットとなるでしょう。
最大限の効果を発揮しつつ痛みを抑える「蓄熱式レーザー脱毛器」
蓄熱式レーザー脱毛器を採用しているクリニックを選べば、医療脱毛でも痛みを抑えながら施術を受けられます。
男性専用プライベートクリニック「メンズジェニー」の医療脱毛なら、痛みの強い医療脱毛でも、痛みを抑えたうえで永久脱毛が可能です。
温かみを感じる程度の痛みに抑えることができる蓄熱式レーザー脱毛器「ソプラノアイス・プラチナム」を導入しているため、痛みの不安を解消することができるでしょう。
まとめ
今回はIPL脱毛の特徴やメリット、注意点について解説しました。
IPL脱毛では、剛毛に対して優れた脱毛効果が期待できます。
一方で、産毛や茶髪などの色素が薄い毛には脱毛効果を得られにくいため、施術を受けるときは注意しましょう。
「メンズジェニー」ではヒゲ脱毛、全身脱毛、VIO脱毛など幅広いプランをご用意しております。
期間限定のトライアルプランもございますので、脱毛がはじめての方でも安心してご利用いただけます。
自分自身にあった脱毛方法で、ツルツルの肌を手に入れましょう。