「ニキビができやすい体質だけど、脱毛に通えるのかな?」と不安な人もいるでしょう。脱毛できるかどうかはニキビの状態によりますが、医師が在籍している医療脱毛クリニックなら、適切な判断が受けられるので安心です。

ニキビがあっても脱毛はできる?
一口にニキビといっても、脱毛できるかどうかは状態によって変わってきます。
治りかけなら問題なし!
治りかけているニキビやかさぶたになった状態であれば、ほとんどの医療脱毛クリニックで施術を受けられます。ニキビが部分的にできている場合、患部を避けてレーザーを照射することで施術が可能です。
特に、炎症を起こしていたり化膿していたりするニキビは悪化する可能性が高く、患部を避ける必要があるのです。治りかけているニキビとはいえ、肌のコンディションによっては強い刺激になることもあります。

ニキビ跡だけなら脱毛可能
ニキビ跡へのレーザー照射は、特に問題ありません。ニキビ跡は既に炎症や化膿が収まった状態なので、レーザーの刺激に弱い状態ではないからです。
レーザーが過剰に反応する心配はほとんどなく、やけどのような肌トラブルのリスクも低いといえるでしょう。
また、アレキサンドライトレーザーなどシミの治療にも使われるレーザーを使用している脱毛機の場合、脱毛だけでなく肌のくすみを改善する効果も期待できます。

医師の判断に任せることが大切
実際に脱毛が受けられるかどうかは、医師が肌の状態を診察して判断します。医療脱毛クリニックであれば医師が常駐しているので、施術当日にニキビができてしまっても診察が可能です。ニキビについて不安のある人は自己判断をせずに、必ず医師に相談しましょう。
医療脱毛クリニックなら万が一、肌トラブルがあった場合も、医師が診察して薬の処方をするといった適切な処置を行います。エステサロンでも脱毛は行われていますが、医師がいないので適切な判断や薬の処方ができません。
ニキビに悩んでいる人は、肌トラブルのプロである医師が常駐している医療脱毛クリニックを選びましょう。

ニキビはできる前に予防
自宅でできる!ニキビの予防方法
ニキビがあっても施術できるケースがほとんどですが、患部を避けることで脱毛効果が下がる場合があります。なるべくニキビのない状態で脱毛するために、自宅でできるニキビケアを行いましょう。
ニキビの原因
10代に多い「思春期ニキビ」は、皮脂の過剰分泌が原因です。毛穴に皮脂がたまることで、ニキビの原因となるアクネ菌が増殖しやすくなります。
20代以降の「大人ニキビ」の原因は、睡眠不足・ストレス・不規則な食生活・ホルモンバランスの乱れなどさまざまな要素が絡み合っています。これらが原因で肌のターンオーバーのサイクルが乱れると、皮脂汚れや古い角質が毛穴に詰まり、ニキビができやすい状態になってしまうのです。

ニキビ予防と改善する方法
ニキビの原因は毛穴の詰まりですから、まずは皮脂や汚れをしっかり洗い落とさなければなりません。メイクをした日はクレンジングできちんと化粧を落とし、洗顔料はネットを使ってよく泡立て、丁寧にやさしく洗い流すことを心掛けてください。
洗顔とともに大事になるのが、スキンケアです。
「ニキビを防ぐためにとことん油分を取り除かないと」という考えで保湿ケアを侮ってしまうと、乾燥ニキビの発生につながってしまうのです。洗顔した後は化粧水で水分補給し、乳液やクリームなどを併用して肌の乾燥を防ぎましょう。

医療脱毛はニキビ予防になる?
脱毛でムダ毛を取り除くことで、ニキビができにくいお肌に近づけます。ここでは、脱毛でニキビが予防できる理由について解説しましょう。
雑菌の繁殖を抑制できる
ムダ毛があるというだけで、皮脂や空気中のほこりなどの汚れが付着しやすくなってしまいます。毛穴にたまった皮脂汚れは、ニキビの原因ともいわれるアクネ菌の大好物です。アクネ菌が毛穴で増殖すると、炎症を引き起こしてニキビを発生させてしまいます。
雑菌の繁殖を最小限に減らすことができるため、ニキビができにくい清潔な肌環境を維持できるようになるでしょう。
POINT
自己処理でもムダ毛を無くすことはできますが、下手に肌を傷つけてしまうとかえって悪化することもあるのでおすすめできません。
肌トラブルが解消する
カミソリは多くの人が利用する自己処理方法ですが、カミソリ負けや出血などの肌トラブルが起こりがちです。皮膚のバリア機能が低下しやすくなる、小さな傷から雑菌が入り込むなど、ニキビの原因にもなりかねません。
次いで、毛抜きも肌への負担が大きいことで知られています。毛抜きで自己処理したあとは毛穴が開きっぱなしになっていて、細菌が入り込みやすい状態です。既にニキビがある場合は状態が悪化しやすく、ニキビ跡が残る可能性もあるので注意しましょう。
POINT
ニキビができやすい顔はとてもデリケートで、背中は手が届きにくい部位です。自己処理が難しい部位だからこそ、クリニックでの脱毛をおすすめします。
毛穴の詰まりを防げる
ニキビの主な原因は、毛穴に皮脂や汚れが詰まることです。詰まった皮脂汚れを栄養にしてアクネ菌が繁殖し、炎症を起こしてニキビを作ってしまうのです。
毛が生えなくなった毛穴は自然と引き締まって小さくなっていくので、皮脂や汚れがたまりにくくなるでしょう。このような毛穴の引き締め効果はシワ・たるみなどにも効果的だといわれていて、肌そのもののコンディションがぐっと良くなります。
POINT
ムダ毛がなくなると化粧水や美容液の浸透も良くなるので、お肌にとって大切な保湿効果が上がります。毛穴の詰まりを防ぐとともに、キメの整った美肌に近づけるでしょう。
- ニキビがあっても脱毛できるか知りたい。
- 脱毛でニキビが悪化しないか不安……
- 一度専門家に相談してみたい。
脱毛後にニキビはできる?
「脱毛で逆にニキビが増える」という噂を聞いたことがある人もいるでしょう。しかし実は、脱毛後に見られるニキビのような症状は、「毛嚢炎(もうのうえん)」の可能性が高いです。
ニキビではなく『毛嚢炎』の可能性も
レーザーを当てると皮膚のバリア機能が一時的に低下し、毛穴に雑菌が侵入して毛嚢炎を引き起こすことがあるのです。

ニキビと毛嚢炎の違い
毛嚢炎とニキビの決定的な違いは、中に芯があるかないかです。
毛嚢炎もニキビも触りすぎると症状が悪化する恐れがあるので、お風呂上がりなど清潔な状態の時に確認してください。また、脱毛の施術を受けた直後から1〜2週間以内に発生している場合は、毛嚢炎の可能性が高いといえるでしょう。
毛嚢炎のケア
毛嚢炎は脱毛によくある副作用として知られていて、基本的に特別な処置は必要ありません。
ただし、1週間以上経っても改善しない、症状が悪化しているという場合は、クリニックに相談してください。

医療脱毛でニキビのない美肌を目指そう!
医療脱毛なら、ニキビやニキビ跡があっても脱毛を諦める必要はありません。自己処理の頻度が減る、毛穴の引き締め効果があるなど、脱毛は肌にとってメリットが多いです。
脱毛することで、ニキビが改善する可能性も大いにあります。ニキビがあって脱毛できるか不安という人も、プロに判断を任せれば安心です。
