ムダ毛に悩むのは、大人だけではありません。未成年の人でも、ムダ毛に悩み、脱毛をしたいと思うこともあるでしょう。特に多感な時期である思春期なら、なおさらです。
しかし、脱毛はある程度まとまった金額が必要ですし、レーザーを肌に照射することへの不安から、未成年でも脱毛できるのかどうか疑問に思う人もいるでしょう。

医療脱毛は何歳から受けられる?
結論からいうと、未成年でも医療脱毛をする方法はあります。しかし、未成年ということで、さまざまな制約があるのが事実。
では、具体的に何歳から脱毛ができるのでしょうか。
その答えは、一概にはいえません。なぜなら、クリニックによって脱毛を受け付けている年齢が異なるからです。
年齢制限を設けているクリニックをみると、「高校生以上」や「15歳以上」といった記述がよくみられます。特に女性の場合、高校生くらいになると初潮から時間も経ち、体ができ上がっている人がほとんどです。

医療脱毛を始める平均年齢は?
医療脱毛ができる年齢はクリニックによるものの、高校生以上が目安というのは前述の通りです。では、医療脱毛をしている人は、一体何歳から脱毛を始めているのでしょう。
ここからは、医療脱毛を始める年齢をご紹介します。
1位:25歳前後
脱毛を始めた時期で一番多いのは、25歳前後です。この頃になると、仕事を始めてから数年経ち、多額のお買い物をする金銭的な余裕も出てくるでしょう。
もう少し若い頃に比べるとローンも組みやすくなるため、経済的に脱毛がしやすくなるのです。

2位:20歳前後
25歳前後の次に多いのは、20歳前後。人によっては仕事を始めている時期でもありますし、学生さんでもバイトをしながら脱毛費用を支払うことができる年代です。
学生さんだと、時間的な余裕から脱毛に通いやすいのも関係しているでしょう。

3位:30歳以降
3位は30歳以降。20代の頃よりさらに金銭的な余裕があることや、結婚を機に時間ができることが、脱毛を決心する要因になっています。
20代までに脱毛をしてこなかった人が、不意に自分のムダ毛が気になり始めることもあるでしょう。

- 何歳から脱毛できるか知りたい。
- 未成年で脱毛すると効果が続くか不安……
- 一度専門家に相談してみたい。
未成年が医療脱毛をするメリット・デメリット
脱毛を始める人が多い年齢をみると、未成年は少数派だということがわかるでしょう。しかし、そんな少数派な未成年の脱毛にも、メリットがないわけではありません。
ここからは、未成年で医療脱毛をするメリットとデメリットを解説します。
メリット
まずは未成年で医療脱毛をするメリットからご紹介します。デメリットとも照らし合わせて、脱毛をするべきかどうか考えてみましょう。
コンプレックス解消につながる
未成年で医療脱毛をする最大のメリットは、コンプレックス解消です。

ムダ毛の濃さには個人差があり、ムダ毛が濃いと悩みの種になるのは自然なこと。あまりに悩みが深すぎて、日々の生活に支障が出るようなら、医療脱毛を受けてコンプレックスを解消した方が良いでしょう。
学校に通っている間は、腕や足の露出を防げない場面もあるはずです。医療脱毛をしてすべすべな肌になれば、肌を露出することに抵抗がなくなり、堂々と楽しく学校生活が送れるようになるかもしれません。
POINT
ムダ毛が濃いと場合によっては周囲にからかわれてしまうこともあります。周囲にからかわれたことが原因で悩んでいるなら、医療脱毛をすることでストレスを軽減できるでしょう。
自己処理による肌の負担を軽減できる
脱毛をしない人は、ムダ毛を自己処理しているのではないでしょうか。しかし、カミソリや毛抜き、除毛クリームといったお手軽な自己処理方法は、肌への負担が大きいという問題点があります。
特に10代中頃以降は、さまざまな肌トラブルを抱えがち。そんな繊細な未成年の肌に自己処理による刺激を与えてしまうと、乾燥や炎症といった肌トラブルを引き起こしてしまう可能性もあるのです。

しかし、自己処理に比べると回数も少ないですし、リスクも低めです。脱毛が終わった後は自己処理の必要もほぼなくなるため、肌への負担を軽減できるのです。
POINT
医療脱毛なら、脱毛による刺激で肌トラブルが起こっても、その場ですぐに対処が可能です。万が一を考えて、未成年の人には医療機関で行える医療脱毛をおすすめします。
学割が受けられるケースがある
未成年の中でも、学生の場合は学割が受けられるケースもあります。学割があるクリニックを選べば、それだけ割安に脱毛ができるのも未成年で脱毛するメリットでしょう。
割引の金額や条件はクリニックによって異なるため、事前に各クリニックに確認しておきましょう。
POINT
学割が使えるなら使った方が良いのは事実ですが「学割が使えるうちに!」と脱毛を焦るのは禁物です。未成年で脱毛することのデメリットも考慮しながら、慎重に脱毛を始めるべきかどうかを考えましょう。

デメリット
ここまで未成年が脱毛するメリットを解説しましたが、メリットだけをみて脱毛を決めるのは時期尚早です。脱毛を検討するなら、デメリットも把握しておくことが大切です。
再び毛が生えてくることがある
未成年で脱毛施術を受ける最大のデメリットは、再び毛が生えてくる可能性があるという点でしょう。
18歳未満だと、まだまだ体が成長途中で、ムダ毛も未発達の状態かもしれません。ムダ毛が未発達で成長段階にあったとしても脱毛効果は得られるのですが、成長するに伴って毛量が増え、またムダ毛が生えてくることもあるのです。
これは、脱毛レーザーは、ムダ毛に含まれるメラニン色素に反応して照射が行われるためです。メラニン色素が少なければ十分照射できない可能性もあり、その場合も後から毛が生えてくることがあるのです。
POINT
後からムダ毛が生えてくる可能性に不安がある人は、カウンセリングでクリニックに相談してみましょう。医師がムダ毛の状態を診て、最適な施術を提案してくれます。
肌トラブルが起こりやすい
未成年の体が成長段階にあるというのは、ムダ毛だけではありません。脱毛と密接な関係のある肌もまた、成長段階なのです。
そのため、10代の頃には肌トラブルを起こしてしまう人も多いでしょう。
特に、成長段階にある繊細な肌にレーザーを照射すると、肌トラブルを起こすリスクが高まります。
医療脱毛クリニックでは、有資格者による脱毛施術が行われますが、どれだけ気をつけていても肌トラブルが絶対に起きないとはいえません。
POINT
クリニックは医療機関ですから、万が一脱毛施術による肌トラブルが起きた場合も、すぐに対処可能です。肌トラブルリスクが不安な場合は、医療脱毛を選ぶと良いでしょう。
日焼け対策が難しい
脱毛に通っている間は、日焼けをしないように対策する必要があります。日焼けをして肌の色が濃くなると脱毛ができない場合があるため、日常的な対策は欠かせません。
未成年の中でも高校生以下の人だと、授業で屋外に出ることも多いでしょう。日焼け止めクリームを使っても、汗をかいてクリームが落ちてしまったり、長時間屋外にいたりすると日焼けをすることはあります。
かといって、屋外に出ないわけにもいきませんし、屋外で日傘をさすことも難しいでしょう。

未成年者が医療脱毛を受ける際のポイント
未成年で医療脱毛をする時に不安なのが、金銭的な面ではないでしょうか。多額の契約をすることになるため、本当に自分でも脱毛ができるか不安な人もいるはずです。
そこで、未成年の人が脱毛の契約をする際のポイントをまとめました。
親権者の同意が必要
未成年の人が脱毛の契約をする際は、親権者の同意が必要なケースがほとんどです。自分一人だけでは契約ができないことが多いので、必ず事前にクリニックに親権者の同意について問い合わせておきましょう。
同意書だけで良いというところもあれば、同席が必要だったり電話確認が必要だったりもします。

もしも未成年の人が一人で来院されて契約をする場合は、親権者の同意書を用意しておく必要があります。同意書を用意する際には、以下のポイントに注意しましょう。
● 親権者の自筆署名と捺印が必要
未成年だと親権者に内緒で脱毛することは難しいので、もし親権者に脱毛することを知られたくない場合は、成人するまで脱毛を待つ必要があります。
医療ローンが利用できる
未成年だとローンを組むことはできないのでは?と不安な人もいるでしょう。医療脱毛の金額は、未成年の人が一括で払うには高額ですから、ローンを組みたいと思う人も多いはずです。
ただし、医療ローンについても親権者が必要になるため、一人でローンを組むことはできません。
未成年の人が医療ローンを申し込むには、以下の2つの方法があります。
● 親権者を保証人にして申し込む
収入がない人だと、親権者名義でしかローンを申し込むことはできません。しかし、すでに仕事をしていたり、アルバイトをしていたりして収入がある人は、自己名義で申し込める場合もあります。

医療脱毛なら10代からムダ毛のない美肌が目指せる!
未成年で医療脱毛を受けると、さまざまなデメリットがあるのは事実です。また、成人と比較すると契約時の制限もあります。しかし、年齢や状況によっては、デメリットを上回るメリットがあるのも確かでしょう。
特に医療脱毛であれば、一番気になる肌トラブルというデメリットにも迅速かつ的確な対処ができますから、未成年でも安心して脱毛ができるのではないでしょうか。
もしも医療脱毛したいと思っていても、未成年での脱毛に不安があって踏み切れないということなら、脱毛クリニックの無料カウンセリングで相談してみると良いでしょう。
